蘇州内装|中国語の話せない日本人現場監督に共通するダメ要素
「中国内装」案件では、施工現場監督の腕がとても大切です。
施工の現場監督というと、現場経験が長い、プロフェッショナルのようなイメージですが、
特に施工の専門性がなくとも構わないと思っています。
フラットな視点でモノゴトを見れる人間で、何か問題(汚れやキズ)があれば、どうやって解決するのか考え、
実行し「PDCA」をフルスピードで回転させる事ができれば大抵の問題は解決できます。
日本での内装経験が長い人材を雇用するよりは、中国人の施工の人間とコミュニケーションが取れ、内装前の段取りを詰める事が
できる人材を好みます。
日本での内装経験が長い人は「日本の常識」が染み付いていますが、それがかえって仇となるケースも多々あります。
「日本の常識は中国の非常識」に該当するケースも多いです。(中国内装トラブルの要因)
「日本では普通こうやってやるんだよ」と言われても、「ここは中国です」...........
「中国は工員のレベルが低いから、うまくできないよ」と言われても
「あなたが言葉を話せないから、工員に指示が伝わってないだけです」
弊社で採用している日本人(ワタシも含めて)全員が中国語はペタペラです。
日常会話なんて当然話せますし、ビジネス用語も内装の専門用語も95%話す事ができます!!
「みんなサボるから、納期に間に合わないかも」と言われても、
「あなたが現場にいないし、シンプルな指示をださないから、工員は???な反応になる。」
専門用語を乱立させて話すのではなく、誰が聞いてもわかる指示をださないと伝わるモノも伝わりません。
そして工員からは「あの日本人はなんでいるの?」と思われて逆効果になり、みんな言う事を聞かなくなります。
ちなみに弊社の工員、アライアンス先の工員は手先も器用で、技術もあります。
彼らのマインドが高ければ作業も早く、私たちが想像できないような手法で問題を解決する事もあります。
私の経験から、下記に記載している項目をクリアしている人が現場監督に向いていると思います。
「頭が柔らかい+ロジカルにモノゴトを考えれる+問題解決能力がある+コミュニケーション能力に優れている+見下さない(文化的背景や歴史的習慣に通じている)人材が現場監督として最適です。
施工の現場経験が長い人になればなるほど、「これはどうしようもないんですよ」と口癖のように言う人がいますが、
なんやかんや方法を考えできる限り解決する事(解決する努力工夫)が大切です。
「できない」と決めつけるのはナンセンスです!!
写真 中国施工現場
ちなみに日本と中国の内装(施工)は全く異なるので、日本のやり方を突き通しても上手く事が進みません。
日本人の施工現場監督は偉そうに指示だけをする人も多いのですが、弊社は工員と一緒になって動きます。
「中国店舗設計」でも「中国店舗内装」でも質の高いチームワークが求められます。
例えそれがパフォーマンスでも「おまえらがそんだけ頑張るなら、俺らも頑張るよ」と思ってもらえるのと、
「偉そうな日本人だな」と思われるのでは、「中国 施工完成スケジュール」&「中国 内装レベル」は大きく異なります。
結局は人の問題が大きいので.........
写真 別注オーダー
「中国什器デザイン」から「中国什器制作」もしております。生地を提供して頂き、ランプを制作しました。
蘇州店舗の装飾品として店内を鮮やかに彩る素敵なランプです。
device(上海白優装飾設計有限公司)は、「上海」を中心とした
「オフィスーショールームー店舗ー住居ー展示会」の
「デザインー設計ー施工ー施工監理」etcをトータルコーディネートできる「上海 内装会社」「上海 設計事務所」です。
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